DEPP工法とは、液状化の可能性がある砂地盤中に、合成樹脂製のドレーンを所定の間隔で鉛直に設置することによって、地震時に発生する過剰間隙水をドレーン内に早期に流入させ、過剰間隙水圧の上昇を抑制する画期的な液状化防止工法です。 打設にあたっては、静的圧入方式の打設機によりドレーン材を鋼製の保護管とともに砂地盤に打設するので、ドレーン材の排水能力を保護したまま、周辺の地盤を乱すことなく、静かに、しかも迅速に施工できます。また、専用施工管理装置により、確実な施工管理ができます。 なお、DEPP工法で使用する「グリッドドレーン材」と「スパイラルドレーン材」には、排水機能に殆ど差は無く、打設間隔は同等になります。 DEPP工法の積算においては、「港湾土木請負工事積算基準（国土交通省港湾局監修）」の「ペーパードレーン工（液状化対策）」を適用いたします。したがって、軟弱粘性土を対象とする一般の地盤改良「ペーパードレーン工法」とは積算基準が異なります。
	DEPP工法改良の原理
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